OpenPyXLの使い方～Worksheetの作成方法～

はじめに

こんにちは。風助です。
今回はOpenPyXLでワークシートの作成、名前の変更方法を紹介します。

.create_sheetで作成する

ワークシートの作り方について。
wb.create_sheet()というメソッドを使います。
使い方は簡単。引数にシートの名前と、どこに作るかを指定するだけです。

import openpyxl

wb = openpyxl.Workbook()

wb.create_sheet('testSheet')
wb.create_sheet('testSheet2', 0)
wb.create_sheet('testSheet3', -1)

wb.save('test.xlsx')

これでシートを作ることができます。

引数の数字でどこにシートを作るかの指定をします。
デフォルトだと末尾。０だと１番先頭。-1だと末尾の一つ前に作られます。

実際に作れてますね。

ちなみにほかの数値を入れるとこうなります。

import openpyxl

wb = openpyxl.Workbook()

wb.create_sheet('testSheet')
wb.create_sheet('testSheet2', -1)
wb.create_sheet('testSheet3', -2)
wb.create_sheet('testSheet4', 1)
wb.create_sheet('testSheet5', 2)

wb.save('test.xlsx')

負の値を入れると後ろから何番目。正の数を入れると前から何番目となります。

シートの名前はデフォルトでSheetになっています。なので面倒なら指定しなくてもOKです。
ちなみにすでに同じ名前のシートがある場合、シートの名前の末尾に数字が入ります。

import openpyxl

wb = openpyxl.Workbook()

wb.create_sheet('testSheet')
wb.create_sheet('testSheet')

wb.save('test.xlsx')

以上が新規シートの作成と位置の指定方法です。

.titleで名前を付ける

すでにあるワークシートに名前を付ける方法です。
.titleというメソッドを使います。

import openpyxl

wb = openpyxl.Workbook()

ws = wb.active
ws.title = "testSheet"

wb.save('test.xlsx')

こんな感じです。

こちらのメソッドも同じ名前のシートを作ろうとすると、末尾に数字が入ります。

import openpyxl

wb = openpyxl.Workbook()

wb.create_sheet('testSheet')
ws = wb.active
ws.title = 'testSheet'

wb.save('test2.xlsx')

以上がシートの名前の付け方です。

おわりに

今回はワークシートの作成、名前の変更方法を紹介しました。
皆さんのお役に立てれば幸いです。

今回はここまで。次回までさようなら。

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