OpenPyXLの使い方~基礎を学ぼう~

はじめに

皆さんこんにちは。風助です。
今回は人気のプログラミング言語Pythonのライブラリの一つOpenPyXLについて書いていきます。
OpenPyXLを使ってExcelを自動化し、快適なPCライフを目指しましょう。

OpenPyXLって何?

まずはOpenPyXLについて簡単に説明していきます。

OpenPyXLとはPythonで使えるライブラリの一つです。PythonでExcelを操作するために作られています。
プログラミングを学ぼうとした人ならVBAという言語を聞いたことがあるかもしれません。
VBAはMicrosoft Officeに含まれるアプリ内で動かせるプログラミング言語です。
VBAとOpenPyXL。それぞれメリットデメリットがあります。
求めるモノは人それぞれなので自分なりの最適解を追求するのも楽しいかもしれませんね

OpenPyXLはオープンソースプロジェクトです。
オープンソースプロジェクトなので、コードの開発や維持を有志のボランティアが行っています。なので無料で使うことができます。
ただOpenPyXLも完璧ではありません。こんなことしたいけどできない…ってこともあります。そんなときはあなたがその機能を作って実装してもらうこともできます。「有志のボランティア」にあなたがなればいいんです。多分英語は使えないといけないと思います。

正直個人で使うなら詳しくなくてもいいと思いますが「有志のボランティア」になりたい方は以下のサイトに飛んでください。OpenPyXLの公式ページです。

openpyxl - A Python library to read/write Excel 2010 xlsx/xlsm files — openpyxl 3.1.3 documentation

それでは肝心の使い方について解説します。

OpenPyXLを使うには

皆さんがどんな環境でPythonを使用しているかは分かりません。ですがAnacondaを使用しPythonのインストールをした人が多いのではないでしょうか。
Anacondaには初めから様々なライブラリが入っています。その中にOpenPyXLもあるのでAnacondaをインストールした人は何もしなくてもOKです。
Pythonを単体でインストールした人はpipを使ってインストールしましょう。環境によってコードは異なりますがwindowsならこれで行けると思います。コマンドプロンプトに打ってくださいね。

py -m pip install openpyxl

またPyCharmを利用しているならもっと簡単にインストール可能です。
ただ今回はOprnPyXLがもうインストールされている前提で今後の説明をしますので悪しからず。

OpenPyXLを使う上で覚えておきたい用語

OpenPyXLにはいくつか専門用語があります。専門用語というと堅苦しく感じたり敬遠したくなるかもしれませんが、一度覚えてしまえば大したことないです。数も多くないのでスパッと覚えてしまいましょう。

まずはWorkbookについて。
Workbookとは簡単に言うと、作業に使うExcelファイルです。
「このExcelファイルを使って作業しますよ」と宣言しないといけません。
ほとんどの場合で変数に代入するのですが、wbとする人が多いですね。

次はWorkSheetについて。
Worksheetは作業に使うExcelのシートの事です。
新しくExcelファイルを作ると下の方にSheetってありますよね。あれです。
これも使うシートの名前を宣言しないといけません。
変数に代入するときはwsとされることが多いかな。

最後にCellについて
Cellは実際に値の入るマス目の事です。
Cellは一つのプログラムで何度も指定することになると思います。
ですが変数として代入するならcellとかになると思います。
変数は自由に設定できるので最終的には好みの問題になります。お好きにどうぞ。

この3つはOpenPyXLを使うなら絶対に覚えていないといけないものです。
他には把握できないほどの関数やメソッドがありますがそれは今後個別に書いていきます。

簡単なコード

簡単なコードを書いてみましょう。

import openpyxl

wb = openpyxl.Workbook()


wb.save('test.xlsx')

このコードはExcelファイルを作り、保存するだけの単純なコードです。

import openpyxl

まずはOpoenPyXLをインポートします。OprnPyXLを使う以上この作業は必須です。

wb = openpyxl.Workbook()

次にWorkbookをwbという変数に代入します。

wb.save('test.xlsx')

そして最後にtest.xlsxという名前を付け保存します。

このコードではExcelファイルの操作等を一切していません。ですがOpenPyXLを使いExcelファイルを作るなら絶対に必要なコードです。覚えておきましょう。

終わりに

今回はPythonでExcelを操作するためのライブラリ、OpenPyXLの基礎について書きました。
皆さんの望む理想のライフワークがどのようなものかは分かりません。でもムダを省いて効率よく仕事がしたいという思いはみな同じだと思います。
そんな皆さんの学習の一助になれば幸いです。

noteもやっているので気になる方は覗いてみてください。

風助|note
こんにちは。風助です。脱社畜を目指すオタクです。投稿からある程度日数経ったら有料にします。ちなみに環境はwindows10Home、それとPython3.9

それではまた次回の投稿で会いましょう。

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